戸建てVSマンション。買うならどちらにメリットが多い?

家を買おうと思った時に悩むこと

自宅を新たに買いたいと思った時、まず悩むのが、戸建てにするかマンションにするかだと思います。
戸建てなどは小さくとも庭がついてきますが、マンションにもベランダがあります。
戸建てやマンションのメリット・デメリットを比較していきましょう。

戸建てのメリットは自由さや管理費などが不要な点

戸建てのメリットは、以下のように列挙することができます。

  • 修繕積立金、駐車場管理費などがかからない
  • 管理組合などへの強制参加がなされない
  • 築年数が経過しても土地の価値が残るため資産価値が高い
  • プライバシーがある
  • 騒音面での優位
  • ペットを飼うことができる
  • 建て替えや増築・減築が自由

それぞれ、見ていきましょう。

修繕積立金、駐車場管理費などがかからない

マンションには、修繕積立金や駐車場管理費など、住宅ローン以外のお金が何かとかかります。
築年数が古くなればなるほど、修繕積立金などは増えていきます。

戸建ての場合、増改築などは自己負担で行うため、毎月の強制的な修繕積立金などは不要です。
本来、修繕積立金はマンションの大規模修繕を前提として集金されているものですが、修繕の前に引っ越してしまえば、それらのお金はまったく自分のためには使われないまま、ただ支払っただけになってしまいます。

そうした無駄なお金が発生しないのが、戸建ての良さです。
また、同様に駐車場管理費などもかかりません。自分の敷地内に駐車場があれば、それは自分で管理するものですので駐車場管理費などがかからないのが大きなメリットです。金銭的にはマンションよりも戸建てのほうが購入にお金がかかることは事実なのですが、維持費の問題を考えたときに、マンションではなにかとランニングコストがかかるのが難点です。

管理組合などへの強制参加がなされない

マンションでは、管理組合が形成され、マンションの維持管理を住民の手で進めることが必要です。自治会のため、たいていの場合は自主参加ですが、参加義務があります。
ですが、戸建ての場合はそういった寄り合いはないため、参加義務がある自治会などがありません。地域の寄り合いには参加する必要があるかもしれませんが、それも任意で強制ではありませんので精神的な負担は非常に楽になります。

こうした管理組合への強制参加がないだけで、住みやすさはだいぶ違います。管理組合の人間関係や、住宅トラブルに悩まされることなく、住んでいけるのはありがたいことです。
また、マンションの管理組合は自治会長の持ち回りがあり、会長になってしまった日にはたいへんな数の仕事が生じます。

築年数が経過しても土地の価値が残るため資産価値が高い

マンションは、築年数が経過すると資産価値が大幅に下がります。ですが、土地付きの戸建ての場合は、築年数が経過して上モノの資産価値がなくなったとしても、土地の価値が残ります。
そのため、全体として見た場合に、資産価値が高いままキープされます。
土地は資産価値が下がらず、むしろ立地によっては価値が上がる場合もあります。時間が経過しても土地は土地なので、高値で売ることができます。
資産価値が下がらないので、新しく購入した人は家をつぶして建て替えることでまた新築の住宅に住むことができますし、何かと土地付き戸建ては有利に運ぶのです。

プライバシーがある

マンションに比べて、戸建てはプライバシーの観点から優れています。隣の戸建てとは壁で区切られており、室内の話し声が壁を通じて隣の家に聞こえるといったことも起こりません。それほど隣の住宅と密着しないので、プライバシーが守られます。

騒音面での優位性

マンションによっては、上の階に住んでいる人の足音が響く場合もあります。
ですが、戸建ての場合は、ある程度隣の住宅と離れているので、騒音などを気にせず、子育てをのびのびと行うことができます。上下の騒音もまったく気にする必要がないので、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭などでは、戸建てを選択する傾向があります。

ペットを飼うことができる

マンションだと、ペット不可である場合がほとんどです。ですが、戸建てであれば法律上許される範囲でペットを飼うことができます。
犬でも、猫でも、その他の動物でも、自由に飼うことができます。
床や壁が傷ついたり汚れたりしても、自分の建物なので気にする必要はありません。

とくに、室内で飼うことが難しい大型犬などを飼うことができるのが、大きなメリットだと言えるでしょう。マンションだと、ペット可などの条件があっても、共有部のにおいなどでクレームが来ることもあります。
戸建の場合はそういったことを気にする必要がありません。

建て替えや増築・減築が自由

戸建ては、自分の自由に建て替えや増改築をすることができます。よって、ある程度の自由がききます。
床暖房に変えてもいいですし、ソーラーパネルやオール電化を導入しても構いません。
敷地の範囲内で、自分の自宅を自由に改造することができるようになります。

これがマンションだと、自由に建物をいじることができません。賃貸ではなく分譲マンションなのであれば、室内が古くなってきたらリフォームやリノベーションを行って住みやすくすることもできるのですが、外観を変えることはできませんし、壁を崩しての大掛かりなリノベーションなどはできません。そうした増改築の自由さがあるのの戸建てのメリットとなります。

マンションのメリットはセキュリティや価格

いっぽうで、分譲マンションにも多くのメリットがあります。

  • 同じ立地だと、戸建てよりマンションのほうが安い
  • 修繕が計画的
  • セキュリティ面で優れている
  • 保温性などに優れている
  • 近所付き合いが濃密でない
  • などが挙げられます。それぞれ、見ていきましょう。

同じ立地だと、戸建てよりマンションのほうが安い

立地が同じである場合は、マンションのほうが戸建てより安くなる傾向があります。やはり戸建てのほうが物件価格は高い傾向があります。
ですが、マンションの場合はここに管理費や修繕積立金などがかかるので、一概にどちらが金銭的に高いのかということはいえません。

月に3万円の修繕積立金と管理費がかかるとして、30年、40年になると大きな金額になるのですが、修繕積立金は修繕につかわれるものなので、戸建ての場合は別途、用意する必要が生じます。将来の積立金を自分で用意しなければならないのが戸建てのデメリットと言えるでしょう。
反対にマンションは、そうした修繕積立金を自分で用意する必要がありません。マンションの積立金は住み続けるほどに高くなりますが、それでも修繕の際に慌てなくていいので助かります。

修繕が計画的

同様に、修繕を管理組合で計画的に行うことができるのもメリットのひとつとなります。
戸建ては壊れてから、劣化してから自分の意思で修繕できますが、なかなか自分の判断だと、計画的にスケジュールを決めて修繕などはできません。ですが、マンションの管理組合だと、修繕積立金がありますので、修繕積立金の状況と相談しながら、計画的に修繕計画を立てることができるようになります。
大きな修繕もそうですが、小さな破損などの小規模な工事も、持ち出しすることもなく、スポット的な修繕費が発生することもありません。これが戸建てだったら、全部自己負担になってしまいます。
自然災害などで建物にダメージが発生したり、備品に破損が発生したりなどした場合にも、管理会社が業者を手配してくれますので、自分ではなにもする必要がなく、とても楽です。これが戸建てだった場合は、手配まで自分で行う必要があり、とても面倒に感じてしまうこともあるでしょう。

セキュリティ面で優れている

いまのマンションは、入口のところがオートロックになっているケースも多く、また、たくさんのマンションで防犯カメラが導入されています。
そのため、一般の戸建てに比べてセキュリティ面で大きな優位性があります。

よくテレビなどの事件報道でも、マンションの場合は監視カメラが決め手となって犯人がつかまるなどの経緯がよく報道されていると思いますが、あのようにマンションの防犯カメラは非常に役に立つのです。
マンションの場合は、エントランスが一箇所のため、より防犯カメラの効果は高まります。

オートロックなどの設備も、一定の防犯効果をあげることができるでしょう。
最近のマンションはとくにセキュリティ面での重きをおいており、共用部に防犯カメラや室内に防犯ブザーが設置されていることによって、いつでもセコムやアルソックなどの警備会社につながることができ、何かあったときに即座に対応してもらえます。防犯面でカメラなどがついてなくとも、泥棒の侵入などがあった場合は、防犯カメラの追加購入や棚の設置などの対策を管理組合に取ってもらうことができます。
それも、組合費からでますので安心です。戸建ての場合は、これらの防犯費用もすべて自分でまかなわなければなりません。

保温性などに優れている

最近のマンションは気密性が高く、住んでいる人が多ければ多いほど、マンション自体の保温性が高くなり、温かくなります。
一般的に冬でも温かいのは、マンションの大きなメリットになります。
空き家があるとマンションそのものが冷えてしまうのですが、空室がなくマンションに住んでいる人が多ければ多いほど、気密性が高くて上下と左右を他の家に囲まれているので、外面に接する面積が少ないのも、温かい理由のひとつです。
また、南側の日当たりが良いように作られているため、熱を取り込むことが容易です。木造に比べて鉄筋コンクリートは熱を蓄える力が大きいため、昼間の熱を夜遅くまで取り込むことができます。

近所付き合いが濃密でない

マンションは、戸建てにくらべて近所付き合いがあっさりしています。さすがに挨拶程度はあるでしょうが、それほど濃密な町内会の付き合いなどがないため、住みやすいのです。
人間関係にわずらわしさを感じる人などは、マンションのほうがいいでしょう。

戸建てとマンション、どっちがいい?

いかがでしたでしょうか。戸建てとマンションのどちらが良いかはその人次第ですが、全般的にマンションのほうが都会な雰囲気を持っており、住みやすそうです。なにより、値段が安いというのが特徴です。
その分、時間が経つと資産価値は残らないのですが、マンションの住みやすさは庭の手入れがないなどの日々の暮らしにも大きく関わってくるため、どちらが良いかは慎重に検討する必要があるでしょう。

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